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第13回・2007年聖書日課セミナー報告

ルーテル「聖書日課」を読む会代表 江藤直純
 


難解と思っていた黙示録が喜びと希望の書に!

年に三日間、み言葉づけになろう、とことん聖書を学ぼう、普段は全国に散っている聖書日課の読者という兄弟姉妹と顔を合わせ、語り合い、共に祈り、賛美の声を上げよう、美しい風景も楽しもう、できたら美味しいものも――そんな贅沢な願いを叶えてくれる「聖書日課セミナー・読者の集い」は今年で13回目でした。

これまで旧約を6回、新約を6回学びました。今年は、有名ないくつかの聖句を除いてはあんまり(ほとんど?)親しみのない、なんとなく難しくて分かりにくそうという印象ばかり濃かった「ヨハネの黙示録」が取り上げられました。そして、これが大ヒット。どんなに「目からウロコ」だったかは参加者の感想から容易に分かります。
 

講師は、内海望牧師(日本福音ルーテル教会引退教師)。45年余の牧師生活の第一線を引かれても、ルターの著作を翻訳されたり東京老人ホームの理事長を務められたりとお元気な先生が、丸一年かけて準備をされ、三日間5回の講義に臨んでくださったのです。
 

全22章を実際に読みながら、講義は進められました。「ヨハネ黙示録は、教会に宛てられた書であり、礼拝で朗読されました」、だから「ヨハネの黙示録を生きることこそ、礼拝において黙示録を読むという意味でしょう」と内海先生は語り出されました。その視点がしっかりと定まると、これまで最後の審判への恐怖としか思えなかった事柄も終末における歴史の完成への前哨戦であり、来るべき新しい天と地への喜ばしい期待と希望に満ちあふれて受け取れるようになっていくのです。新しい世界への転換点なのです。黙示録の世界は色彩も音響も豊かで、シンボリックな表現もたくさん用いられていますが、その意味が分かってきますと力強いメッセージとなって現れてきました。
 

「音楽と祈りの夕べ」は安福ふみえ姉妹(松阪教会オルガニスト)が素晴らしい演奏をしてくださり、また参加者一同を賛美へと導いてくださいました。心から感謝します。
 

【読者の感想】

●今年もすばらしい三日間をありがとうございました。なんとも分からなかった黙示録、平面的に見えたものが先生のお話で立体的なものとしてムクムクと盛り上がってきました。『これは面白い!』というのが素直な感想です。わかった!というよりこんな面白く恵みに満ちたものをさあ読んでみよう!というところです。内海先生に満たされている主の恵みが私の中に送り込まれてきて私はすっかりインストールしました。何回も読むことでしょう。すでに私の中にも恵みが溢れ始めています。神さまはすばらしい。主よ、来てください。アーメン。
 

●内海先生のお話は私のような年老いた者にもとても分かりやすく、ていねいにお話しされて楽しく聞けました。そしてもう一度信仰を生活を続けてみようと思いました。・・・黙示録とはすべてのまとめのような気がしました。出席させてもらい感謝。
 

●今回初めての参加でした。黙示録は終末の書であり恐ろしいという間違った勝手な解釈もありましたが、内海先生の分かり易いお話でその先入観が修正されたセミナーでした。『主よ、来たりませ』と大きな声で叫びなさいと心洗われる思いです。人の誕生に始まり、主の完成の時まで悔い改めを待っておられるご慈愛と恵みの主に感謝です。他教会の兄弟姉妹との交わり、証しの時も感謝です。
 

●今回お話を聞いて本当に『開かれた』思いがします。とくに創世記との関係が見えたことは驚きと共に納得でした。また、裁きがいっぱい出てくるのに、そこに悔い改めのチャンスが隠されていること、待っている神さまがおられることが分かり、私にとって大きな喜びでした。もう一度ゆっくり旧約聖書と読み合わせながら読んでみたいと思います。
●今年はたくさんの方々のお証しが伺えて、その方々の辿ってこられた歴史、背景、神さまがいかにその方々に関わってこられたのか等熱いお話が伺えて感謝でした。
●音楽のご奉仕をなさった姉妹に非常に感謝します。彼女の信仰の内に奏でられた楽の音に心をやわらげなごませていただきました。・・・素敵なリードもありがとうございました。
 

●全体のプログラムはゆっくりしていて、年齢に応じて参加できると思いました。
 

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